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読書人9/17号発売です!

対談=橋爪大三郎×大澤真幸
<アフガン問題から世界を見る>

【今週の読物】
▽寄川条路編『実録・明治学院大学〈授業盗聴〉事件』(社会評論社)を読む(小磯仁)(8)
▽私小説の論理と倫理 桜庭一樹・鴻巣友季子問題をめぐって(小谷野敦)(8)
◇連載=『シネマテークのねずみ』(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉萩原慎一郎著『歌集 滑走路』(大澤悠乃)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
◇連載=戯史 平成紀〈九月〉(安倍夜郎)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽大塚信一著『哲学者・木田元』(加賀野井秀一)
▽市原湖美術館編『メヒコの衝撃』(下嶋哲朗)
▽ツヴェタン・トドロフ編『善のはかなさ』(早尾貴紀)

〈4面〉
▽シグムント・ステイン著『スペイン内戦と国際旅団』(川成 洋)
▽阪本博志編『大宅壮一文庫解体新書』/公益財団法人大宅壮一文庫編『大宅壮一文庫所蔵総目録』(南陀楼綾繁)
▽小黒純・西村秀樹・辻一郎編著『テレビ・ドキュメンタリーの真髄』(水島宏明)

〈5面〉
▽野村喜和夫著『妖精DIZZY』(山﨑修平)
▽福間健二著『迷路と青空』(田中庸介)
▽ピーター・ウェブ/ロバート・ショート著『死、欲望、人形』(谷川 渥)

〈6面〉
▽森田玲著『日本だんじり文化論』(松田俊介)
▽五所純子著『薬を食う女たち』(土佐有明)
▽星瑞穂著『ようこそ地獄、奇妙な地獄』(椋橋彩香)

巻頭特集は
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対談=橋爪大三郎×大澤真幸
<アフガン問題から世界を見る>

【本紙イントロより】
 二〇〇一年九月一一日に起こった米同時多発テロから二〇年。アメリカはアフガニスタン戦争を終結し、八月末米軍を完全撤退した。また撤退を前に八月一五日、武装勢力タリバンが首都カブールを制圧し、九月九日には暫定政権樹立を発表。「強固なイスラム政権を目指す」というタリバンの統治には、女性の権利や言論の自由、難民問題など懸念が尽きない。IS―K(イスラム国ホラサン州)によるテロや、タリバンに抗する北部同盟との内戦も気になるところである。アフガン問題を機に、『ふしぎなキリスト教』や『アメリカ』などでタッグを組む、社会学者の橋爪大三郎氏と大澤真幸氏に対談をお願いし、より深い世界の見方を示していただいた。合わせて本紙8面には広告企画・アフガニスタン関連書籍を紹介。(編集部)

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時々刻々状況が変化する今のアフガニスタン。日本のニュースだけではその全貌を把握することは困難なので、今回は日本が誇るふたりの社会学者、橋爪大三郎さんと大澤真幸さんに俯瞰的に語ってもらいました。今回、対談収録時に橋爪さんはアメリカ・ボストンに滞在中。図らずもアメリカにいる橋爪さんと日本の大澤さんをオンラインで結んだ国際対談となりました。
 冒頭、大澤さんは今回の問題について「政治的な対立が宗教上の対立のような顔をしているのだと。」という中東専門の政治学者・酒井啓子さんの発言を引用します。その発言をうけて橋爪さんは次のような発言をします。
「日本でも鎌倉時代は政治的な対立が宗教的な対立の顔をしていた時代です。連想するのなら、鎌倉時代だと言えそうですね。」
 読書人WEBで無料公開する冒頭パート(https://dokushojin.com/reading.html?id=8414)では上記のやりとりに加え、大澤さんによる1970年代以降のアフガニスタン概略を掲載しますので、ここだけでもアフガン理解が深まりますが、そこから先の両者のやりとりに今回の問題を深く理解するための示唆がありますので、ぜひ全編お読みください
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【関連記事】
読書人WEB限定特集
インタビュー=飯山陽/中田考
<異論・反論 イスラームを巡る10の書簡>
『イスラームの論理と倫理』(晶文社)刊行を機に
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 イスラーム教研究者の立場からアフガンの情報を発信しつづける両者によるイスラームを理解するためのインタビューです。主張も見解もまったく異なるふたりだからこそイスラーム理解がさらに深まります。8月15日以降WEBでのPVも急上昇した、非常にヒリヒリする内容です。アフガン問題を複合的に考えるうえでの参考資料としてぜひ併読ください。

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