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読書人9/10号発売です!

対談=諏訪部浩一×桐山大介
<若きフォークナーの豊かさと面白さ>
ウィリアム・フォークナー著、諏訪部浩一訳『土にまみれた旗』(河出書房新社)刊行(1)(2)

■芥川賞について話をしよう 第20弾
対談=小谷野敦×倉本さおり(10)

【今週の読物】
▽三人論潮〈9月〉(板倉善之)(3)
▽文芸〈9月〉(川口好美)(5)
▽映画時評〈9月〉(伊藤洋司)(7)
▽図書館発!こんな本が面白い〈書評提供:図書館流通センター(TRC)〉(8・9)
◇連載=「映画を取るか人生を取るか」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉村田沙耶香著『地球星人』(中野愛梨沙)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽李哲著『長東日誌』(宮崎勇市)
▽佐藤彰宣著『〈趣味〉としての戦争』(一ノ瀬俊也)

〈4面〉
▽レスリー・M・M・ブルーム著『ヒロシマを暴いた男』(柴田優呼)
▽代島治彦著『きみが死んだあとで』(北小路隆志)
▽伊藤守編著『ポストメディア・セオリーズ』(岡井崇之)

〈5面〉
▽大島真寿美著『結』(廣木一人)
▽黒古一夫著『蓬州宮嶋資夫の軌跡』(小林美恵子)

〈6面〉
▽アンヌ・ソヴァージョ著/ジャン・ボードリヤール写真『ボードリヤールとモノへの情熱』(港 千尋)
▽辻山良雄著『小さな声、光る棚』(北條一浩)
▽キム・ジナ著『私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』(小澤みゆき)

【最新号のご案内】
巻頭特集は
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対談=諏訪部浩一×桐山大介
<若きフォークナーの豊かさと面白さ>
ウィリアム・フォークナー著、諏訪部浩一訳『土にまみれた旗』(河出書房新社)刊行を機に

【本紙イントロより】
 東京大学准教授で英米文学を専門とする諏訪部浩一氏の翻訳で、ウィリアム・フォークナーの『土にまみれた旗』(河出書房新社)が刊行された。本書は『サートリス』という名前で知られてきた作品のオリジナル版の全訳である(諏訪部氏「訳者あとがき」より)。アメリカ南北戦争の時代を生きた二人の南部人の回想にはじまり、第一次世界大戦から帰郷したヤング・ベイヤードを取り巻く人間模様、南部の季節ごとの風景やさまざまな動植物がきめ細やかに描かれていく重厚な作品である。刊行を機に、訳者の諏訪部氏と、学習院大学准教授で英米文学を専門とする桐山大介氏に対談していただいた。(編集部)

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今週の特集はフォークナーの新訳をめぐっての対談です。先週(9月3日号)がサリンジャーで、今年はさらにエドガー・アラン・ポー(1月29日号)とアメリカ文学をめぐる評論特集を3本掲載おり、これは例年に比べるとかなり多いです。扱った作家も誰しもが一度はなにかしらの作品に触れたことがあるであろうビッグネームですので、まだバックナンバー含めお読みでない方はこの機会にまとめてお読みいただければ幸いです。
 さて、このたび刊行されたフォークナーの新訳について、訳者の諏訪部浩一さんは一言次のように述べています。
「フォークナーの他の作品を読んできた人がこの小説を読むと、故郷に帰ってきたように感じると思います。」
 若きフォークナーの筆致に触れる喜び、のちの名作、代表作につながるエピソードを見つけることができる楽しさを対談では語られています。
 涼しくなってきて読書にはうってつけの季節になってきました。本特集をきっかけにフォークナーに今一度触れる機会にしてみてはいかがでしょうか。

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【関連記事】
2021年6月18日号
対談=小澤みゆき×町屋良平
<文学を読む、ウルフと出会う>
ヴァージニア・ウルフとその作品をめぐって
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 もう一本、別の切り口から最新号に関連するバックナンバーをご紹介。『土にまみれた旗』における若きフォークナーの女性の描き方についての議論が行われていますので、同時代の女性作家の旗手ヴァージニア・ウルフの人物造形と比較してみると興味深い発見があるかもしれません。

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