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読書人8/6号発売です!

対談=山本一生・阿部重夫
<「日記読み」は死者の声を聞く>
山本一生著『百間、まだ死なざるや 内田百間伝』(中央公論新社)刊行

【今週の読物】
▽三人論潮〈8月〉(佐藤零郎)(3)
▽文芸〈8月〉(川口好美)(5)
▽著者インタビュー=波木銅 『万事快調』(8)
◇連載=「人生を心底楽しんだP・ジェゴフ」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉森絵都著『カラフル』(伊藤有輝)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
◇連載=American Picture Book Review(堂本かおる)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽塚本晴二朗著『ジャーナリズムの規範理論』(植村八潮)
▽齊藤誠著『教養としてのグローバル経済』(熊倉修一)

〈4面〉
▽レベッカ・バクストン/リサ・ホワイティング編『哲学の女王たち』(槇野沙央理)
▽光本滋著『2020年の大学危機』(高橋寛人)
▽中俣尚己著『「中納言」を活用したコーパス日本語研究入門』(近藤泰弘)

〈5面〉
▽立木鷹志著『聖人伝』(須川静雄)
▽難波田節子著『遠ざかる日々』(長谷川啓)

〈6面〉
▽ジョージ・エストライク著『あなたが消された未来』(西貝 怜)
▽道尾秀介著『雷神』(若林 踏)
▽角田由紀子・伊藤和子編著『脱セクシュアル・ハラスメント宣言』(志賀信夫)

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巻頭特集は
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対談=山本一生・阿部重夫
<「日記読み」は死者の声を聞く>
山本一生著『百間、まだ死なざるや 内田百間伝』(中央公論新社)刊行を機に

【本紙イントロより】
 近代史家の山本一生氏が『百間、まだ死なざるや 内田百間伝』(中央公論新社)を上梓した。没後五〇年を迎えた内田百間(閒)の作品と戦前・戦後の膨大な日記を丹念に読み込み、百間の人柄と多彩な交流、出版を含む日本近代の歴史を浮かび上がらせる評伝である。刊行を機に、著者の山本氏と、ジャーナリストでフィリップ・K・ディックなどの翻訳も手がける阿部重夫氏に対談していただいた。(編集部)

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戦前の作家の評伝の面白さは人同士の交流であったり、良くも悪くも常識外れなところが明らかになるところです。作家の“裏”の顔を知ったあとでその作品を読むと発見もあります。評伝が面白いと自然にその作家の作品が読みたくなる、本書内田百間の評伝もまさにそんな一冊だというのが伝わってくる対談です。
 本対談では阿部重夫さんの十問を軸に進められるので読む上での筋道が整然としています。その上で内田百間をめぐるあれやこれやが話されているので記事中だけでも新しい内田百間の発見があります。
 なお、ちょうど没後50年の内田百間ですが、弊紙1971年5月10日号で追悼記事掲載しています。寄稿は当時東京新聞編集局部長で内田百間の担当編集だった平岩八郎氏。原稿の受け取れずに、奥さんから梅酒(らしきもの?)をもてなされたエピソードが綴られています。
 文豪に思いを馳せる夏の読書をぜひ楽しんではいかがでしょうか。

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