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読書人7/9号発売です!

対談=松岡和子×冬木ひろみ
<言葉と向き合う、翻訳を楽しむ>
松岡和子個人全訳 「シェイクスピア全集」(全三三巻・ちくま文庫)完結をめぐって(1)(2)

■『日本映画作品大事典』(三省堂)刊行記念
山根貞男インタビュー(聞き手=高崎俊夫)(10)

【今週の読物】
▽図書館発!こんな本が面白い〈書評提供:図書館流通センター(TRC)〉(8・9)
▽三人論潮〈7月〉(吉田晶子)(3)
▽文芸〈7月〉(川口好美)(5)
▽映画時評〈7月〉(伊藤洋司)(7)
◇連載=「ルノワールとベルイマン」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉石田衣良著『美丘』(古井幸志)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽ジャック・デリダ著『哲学のナショナリズム』(西山雄二)
▽浅野富美枝・天童睦子編『災害女性学をつくる』(関 礼子)

〈4面〉
▽松村一男著『神話思考Ⅲ』(前田耕作)
▽松田武己著『ひきこもり国語辞典』(頭木弘樹)
▽合田一道著『「アイヌ新聞」記者 高橋真』(手塚 薫)

〈5面〉
▽呉明益著『複眼人』(長瀬 海)
▽R・L・スティーヴンソン/ファニー・スティーヴンソン著『爆弾魔』(木下 卓)

〈6面〉
▽標葉隆馬編『災禍をめぐる「記憶」と「語り」』(山﨑真帆)
▽宮台真司著『崩壊を加速させよ』(金子 遊)
▽石井光太著『近親殺人』(永田浩三)

【最新号のご案内】
巻頭特集は
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対談=松岡和子×冬木ひろみ
<言葉と向き合う、翻訳を楽しむ>
松岡和子個人全訳 「シェイクスピア全集」(全三三巻・ちくま文庫)完結をめぐって

【本紙イントロより】
 翻訳家・演劇評論家の松岡和子さんの個人全訳「シェイクスピア全集」(筑摩書房)が、今年五月に刊行された第三三巻『終わりよければすべてよし』で完結となった。一九九六年に刊行された第一巻『ハムレット』から約二五年。個人全訳は、坪内逍遙、英文学者・小田島雄志さんに続き、三人目となる。
 完結を機に、松岡さんとシェイクスピア研究者である冬木ひろみさん(早稲田大学文学部教授)に、作品や表現、翻訳をめぐり対談をお願いした。(編集部)
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今、日本のシェイクスピア演劇を代表するのは故蜷川幸雄さんが初代芸術監督をつとめた「彩の国シェイクスピア・シリーズ」でしょう。このシリーズの戯曲のほぼ全ての翻訳を担当した松岡和子さんによる個人全訳「シェイクスピア全集」完結はまさに偉業です。特に松岡さん訳は文学的楽しさもさることながら演劇のセリフとして口に出した時の妙味があります。このあたりの松岡訳シェイクスピアの楽しみ方を冬木ひろみさんが見事に聞き出しています。
 シリーズ最終巻は『終わりよければすべてよし』ですが、当然ながら他の作品についても言及があります。『リア王』『ハムレット』『夏の夜の夢』『テンペスト』といった作品についても話題が広がります。特に松岡さんは蜷川シェイクスピアの稽古にも立ち会っているのでこれまで関わりのあった俳優のエピソードも多くでてきます。俳優たちの声からもインスピレーションを受けて翻訳に反映させる。その繰り返しで紡がれてきた「シェイクスピア全集」の面白さが凝縮した対談です。ぜひ本対談をお読みいただき、今年の夏はシェイクスピア作品に触れてみるのはいかがでしょうか。

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【関連記事】
2017年5月19日号6・7面より
松岡和子トークイベント載録
<蜷川シェイクスピアを振り返る>
日本英文学会全国大会特集より
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 2017年の「シェイクスピア祭」で行われた松岡さんによるトークイベントの載録です。蜷川版シェイクスピアを間近で見てきた松岡さんが克明に記録した稽古場に響く蜷川さん怒号の数々。俳優にもスタッフにも妥協を許さない蜷川さんの生の言葉など臨場感あふれる話が展開されます。最新号とセットで読んでもらえると松岡訳シェイクスピアの世界がさらに広がります。

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