NEWS

読書人5/28号発売です!

鼎談=村上靖彦・白波瀬達也・荘保共子
<子どもの声を聴き、生きる力を守る>
村上靖彦著『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』(世界思想社)刊行(1)(2)

■馬奈木厳太郎弁護士インタビュー(聞き手=佐藤嘉幸)
<福島原発「生業訴訟」について> (8)

【今週の読物】
◇連載=「映画における権威主義」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉國分功一郎・熊谷晋一郎著『〈責任〉の生成』(三好美咲)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽エリカ・フランツ著『権威主義』(髙山裕二)
▽麻田雅文著『蔣介石の書簡外交 上・下』(関 智英)
▽田中克彦著『ことばは国家を超える』(小島 亮)

〈4面〉
▽ジグムント・バウマンほか著/園部雅久編・訳『バウマン道徳社会学への招待』(中島道男)
▽三浦篤著『移り棲む美術』(古田 亮)
▽田所昌幸編『素顔の現代インド』(広瀬公巳)

〈5面〉
▽山尾悠子特集編集委員会編『夜想♯山尾悠子』(宮崎智之)
▽道又力著『作家という生き方 評伝 高橋克彦』(雨宮由希夫)
▽山尾悠子著『山の人魚と虚ろの王』(坪内稔典)

〈6面〉
▽前田良三著『ナチス絵画の謎』(蜷川順子)
▽加藤晴美著『遊廓と地域社会』(小谷野敦)
▽井谷泰彦著『モーアシビからエイサーへ』(赤嶺政信)

【最新号のご案内】
巻頭特集は
================================================
鼎談=村上靖彦・白波瀬達也・荘保共子
<子どもの声を聴き、生きる力を守る>
村上靖彦著『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』(世界思想社)刊行を機に

【本紙イントロより】
 大阪大学教授で哲学、現象学を専門とする村上靖彦氏が、『子どもたちがつくる町 大阪・西成の子育て支援』(世界思想社)を上梓した。本書は、大阪市西成区北部で子ども支援、子育て支援に携わっている方々へのインタビューの分析をもとに、この地域で積み重ねられている支援のかたち、一人ひとりの子どもの気持ちをていねいに受けとめながら生まれる居場所やコミュニティのあり方を描き出している。本書の刊行を機に、著者の村上氏、『貧困と地域』の著者で関西学院大学准教授の白波瀬達也氏、この地域で長年支援活動を続けている、認定NPO法人・地域包摂こども支援センター「こどもの里」理事長の荘保共子氏にお話を伺った。(編集部)

================================================

筆者は全く関西に縁がないので大阪・西成と聞くとどうしても日雇労働のイメージが浮かびます。その点について鼎談に出ていただいた白波瀬達也さんも一般的に労働者の町のイメージが強いということを指摘しつつ、近年では「福祉の町」と呼ばれることが増えてきた、と語っており、初耳でした。まさに本鼎談は西成区の児童福祉の現状を村上靖彦さんの『子どもたちがつくる町』をベースに知ることができます。
 本書について白波瀬さんが次のように評しています。
「この本では、取材される人が言いたいこと、言おうとしていることが巧みに言語化されていて、取材を受けた支援者も読者も気づくことが多いのではないかと思います。」
 ほかにも村上さんが本書をつくる上で施した様々な工夫も本鼎談で語られています。児童福祉の現場に携わる人たちの体温をそのまま1冊に収めた本書の魅力の一端も存分に感じられる本特集をぜひお楽しみください。

********************

【関連記事】
2021年3月26日号
対談=湯浅誠×藤原辰史
<緩やかな縁、豊かな無縁>
『むすびえのこども食堂白書』(本の種出版)『縁食論』(ミシマ社)をめぐって
================================================
 2ヶ月前の特集なので紹介した本メルマガでも紹介したばかりですが、現在の児童福祉を考える上では最新号の特集と合致しますので改めてご紹介します。行政の手が届かない部分を民間がどのようにリカバリーしているのか。あるいは行政側に求めることとは。最新号との併読オススメのバックナンバーです。

********************

【ご案内】
 当オンライショップでは定期購読のパッケージも販売中です。新聞配達版《2ヶ月》《半年》《通年》とPDF配信版《通年》の4プランを用意しています。
 特にPDF配信版なら新聞配達版《通年》よりも1000円お得。発売のタイミング(通常金曜日)のAM9:00にダウンロードURLをメールでご案内します。場所を取らずに保管にも便利な定期購読PDF配信版《通年》ぜひお試しください!
********************