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読書人5/7号(4/30合併)発売です!

対談=多和田葉子×谷川道子
<多和田葉子の〈世界劇場〉を遊ぶ>
『多和田葉子/ハイナー・ミュラー 演劇表象の現場』『多和田葉子の〈演劇〉を読む』(1)(2)

■水田宗子インタビュー(聞き手:住本麻子)
<「はぐれもの」の精神>
水田宗子編『富岡多惠子論集「はぐれもの」の思想と語り』刊行記念(10)

【今週の読物】
▽図書館発!こんな本が面白い〈書評提供:図書館流通センター(TRC)〉(8・9)
◇連載=「日本文化と日本映画」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉太田啓子著『これからの男の子たちへ』(スミス花子ルネ)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
◇連載=American Picture Book Review㊿(堂本かおる)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽安藤礼二著『熊楠 生命と霊性』(松居竜五)
▽吉松覚著『生の力を別の仕方で思考すること』(廣瀬浩司)
▽塩山千仭著『モーツァルト 愛と死Ⅰ・Ⅱ』(小宮正安)

〈4面〉
▽蘆田裕史著『言葉と衣服』(小形道正)
▽吉原直樹著『震災復興の地域社会学』(西山志保)
▽樋口英明著『私が原発を止めた理由』(永田浩三)

〈5面〉
▽フィリップ・ロス著『グッバイ、コロンバス』(山田 文)
▽ジョージ・R・R・マーティン著『炎と血 Ⅰ・Ⅱ』(片岡大右)
▽松浦寿輝著『わたしが行ったさびしい町』(田中庸介)

〈6面〉
▽鈴木優作著『探偵小説と〈狂気〉』(落合教幸)
▽川島秀一著『春を待つ海』(石井正己)
▽ウスビ・サコ著『アフリカ人学長、京都修行中』
(井上理津子)

巻頭特集は
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対談=多和田葉子×谷川道子
<多和田葉子の〈世界劇場〉を遊ぶ>
『多和田葉子/ハイナー・ミュラー 演劇表象の現場』『多和田葉子の〈演劇〉を読む』

【本紙イントロより】
『多和田葉子/ハイナー・ミュラー演劇表象の現場』(東京外国語大学出版会、谷川道子・山口裕之・小松原由理編)と『多和田葉子の〈演劇〉を読む切り拓かれる未踏の地平』(論創社、谷川道子・谷口幸代編)が刊行された。世界を舞台に三〇年に及び取り組まれてきた〈多和田演劇〉を、様々な試みからパノラマ化・可視化しようとする二冊である。『多和田葉子/ハイナー・ミュラー』では、第Ⅰ部で多和田氏のドイツ語で書かれた修士論文(1991)の初邦訳と、八人による論を、第Ⅱ部では多和田氏の取り組むパフォーマンス「晩秋のカバレット」の台本『ハムレットマシーネ 霊話バージョン』(2019)と、四人の演出家によるミュラー演劇や多和田演劇の「演出ノート」を収録。また『多和田葉子の〈演劇〉を読む』には、劇評、演出ノート、作品論、インタビュー、エッセイ、ワークショップのドキュメント、多和田戯曲の初邦訳二編が収められた。二冊の共編者で東京外国語大学名誉教授の谷川道子氏と作家の多和田葉子氏にリモート対談をお願いし、日本とドイツの距離を越えて楽しいお話を伺った。(編集部)(編集部)

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久しぶりに多和田葉子さんが登場します。ドイツからオンライン対談をお願いしました。以前だったら対談をお願いするにも国境の壁で足踏みしてしまうところでしたが、zoomなどが普及したおかげで国外の方にも気軽にお話を聴くことができるようになり、ますます対談の幅が広がります。今後もぜひご期待ください。
 前置きが長くなりましたが、本対談は多和田さんが自身の演劇論を熱く語ります。ドイツの劇作家ハイナー・ミュラーに関する修論を書いていたということも、もしかしたら多和田ファンの方にとって新しい発見になるかもしれません。素晴らしい文学作品を多く書かれている作家の一面と、優れた演劇研究者としての一面が垣間見える大変興味深い内容です。
 ドイツ語で修論を書きながら、日本語で文学を書いていた、というエピソードもお話されました。多和田さんの多言語性は作品からも読み取れますが、複数言語を往復しながら全く性質の異なる論文と文学の世界を並行移動していた、というのは驚嘆しっぱなしでした。
 旧知の谷川道子さんとの息のあった掛け合いも本対談の魅力のひとつです。ゴールデンウィークの読書のお供にぜひご一読ください!

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【関連記事】
2018年5月18日号
多和田葉子氏インタビュー
<沼のなかから咲く蓮の花のように>
『地球にちりばめられて』(講談社)刊行を機に
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 多和田さんが前回登場したときのインタビューです。文学における言語の可能性を追求した『地球にちりばめられて』の創作エピソードは最新号の対談への伏線にもなっています。併読必須のバックナンバーです!

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 誠に勝手ながら、小社は下記の期間をゴールデンウィークの休業とさせていただきます、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

2021年5月1日(土)から2021年5月5日(水)まで

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