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読書人4/9号発売です!

対談=根本彰・田村俊作
<アーカイブと図書館を知り、よりよく活かす>
『アーカイブの思想』(みすず書房)刊行を機に(1)(2)

◆『江戸川乱歩大事典』(勉誠出版)刊行記念
寄稿=藤井淑禎*有栖川有栖*佐野史郎(10)

【今週の読物】
▽三人論潮・4月(吉田晶子)(3)
▽文芸・4月(川口好美)(5)
▽映画時評〈4月〉(伊藤洋司)(7)
◇連載=「映画そのものを考えたゴダール」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉永井晋著『平氏が語る源平争乱』(塚本優樹)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)

【今週の書評】
〈3面〉
▽東慎一郎著『ルネサンスの数学思想』(三浦伸夫)
▽福田和也著『本を読む、乱世を生きる』(髙澤秀次)

〈4面〉
▽浜田寿美男著『袴田事件の謎』(伊藤哲司)
▽イギル・ボラ著『きらめく拍手の音』(北條一浩)
▽古田徹也著『はじめてのウィトゲンシュタイン』(野村恭史)

〈5面〉
▽山口ヨシ子著『異性装の冒険者』(大串尚代)
▽佐藤聰明著『幻花』(志賀信夫)

〈6面〉
▽吉田裕・福島勲編『洞窟の経験』(港 千尋)
▽篠原有司男著/田名網敬一監修『LETTER FROM NEW YORK』(仲世古佳伸)
▽前田春人著『闘争の時代』(山本 伸)

【最新号のご案内】
巻頭特集は
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対談=根本彰・田村俊作
<アーカイブと図書館を知り、よりよく活かす>
『アーカイブの思想』(みすず書房)刊行を機に

【本紙イントロより】
 東京大学名誉教授で図書館情報学を専門とする根本彰氏が、『アーカイブの思想 言葉を知に変える仕組み』(みすず書房)を上梓した。言葉がどのように記録され、集められ、広められてきたか。その仕組みは社会でどのように求められ、形づくられてきたか。アーカイブと図書館、知の在り方と方法に着目してその系譜を辿るとともに、その活かし方も考察している。刊行を機に、著者の根本氏と、慶應義塾大学名誉教授で図書館情報学を専門とする田村俊作氏に対談をお願いした。お二人の研究、アーカイブと図書館の現状と可能性、また独学などについて幅広くお話をうかがった。(編集部)

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特集の大まかな概要は上記イントロで触れられていますので、今回は少し中身に踏み込んだ紹介しようと思います。
去年全国の図書館情報を調べたのですが、ショッピングセンターと併設したものや廃校を利用したもの、民間企業に運営を委託したもの、など従来の街の図書館の印象とはだいぶ異なる多様化が見られました。一方で、地域の図書館が本当に果たすべき役割、その課題も本特集内で触れられています。
「地域で生まれる知や資料を発掘し、収集するためには、地域社会での関係づくりが欠かせません。(中略)図書館の本がたくさん借りられればいいとして、地域資料に関わる活動があまり評価されてこなかったと思います。これは地域的なアーカイブ活動がおろそかになっていたことを示す例です。」
 対談中盤の根本彰さんの発言ですが、地域の著名人にまつわる書棚や寄贈書をコーナーで展示したりと工夫をしていますが、それとは違うもっと地域に根ざした知の収集の必要性を述べています。
 弊紙の読者の皆様はおそらく図書館を利用する機会が多いと思います。本特集で図書館の意義、今後の課題、アーカイブの役割など、改めて知る機会にしていただき、それらを踏まえて図書館をご利用されると、いつもと違う風景が見えてくるかもしれません。

※左記リンク( https://dokushojin.com/reading.html?id=8084 )で対談の冒頭パートを公開中!
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【関連バックナンバー】
2017年6月16日号
増田聡・千葉雅也対談
<「ラディカル・ラーニング」のすすめ>
東大・京大で今一番売れている本『勉強の哲学』をめぐって
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最新号特集の最後でこれからの「学び」についても議論されています。学校などで与えられる教育ではなく、自分で「知」を獲得するために何をすればいいか。増田さんと千葉さんの対談はまさにうってつけのバックナンバーです。
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【ご案内】
読書人アーカイブスではこれまで弊紙で掲載してきた主要書評情報を公開しています。現在創刊号から1998年までの情報が閲覧できます。(近日2020年まで網羅した情報を公開します)。過去、週刊読書人がどのような本を取り上げ、どのような人たちが書評を書いてきたかを知ることができますので、ぜひ最新号ご一読のあとは読書人アーカイブスを使ってみてください。
https://dokushojin.com/arcives/
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