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読書人3/26号発売です!

対談=湯浅誠×藤原辰史
<緩やかな縁、豊かな無縁>
『むすびえのこども食堂白書』(本の種出版)『縁食論』(ミシマ社)をめぐって

優良辞典・事典あんない(2)~(8)

【今週の読物】
▽和合亮一インタビュー(8)
▽工藤律子「メキシコ報告会」レポート(8)
◇連載=ニュー・エイジ登場(マーサ・ナカムラ)(7)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
◇連載=〈書評キャンパス〉岡野大嗣著『たやすみなさい』(中村怜奈)(8)

【今週の書評】
〈3面〉
▽佐々木力著『数学的真理の迷宮』(金山弥平)
▽UNIОN協働組合編著『それぞれの「原点」と「革命」』(ファビアン・カルパントラ)
▽吉永剛志著『NAM総括』(倉数 茂)

〈4面〉
▽永嶺重敏著『明治の一発屋芸人たち』(西条 昇)
▽井上理津子著『絶滅危惧個人商店』(本橋信宏)
▽御子柴善之著『カント 純粋理性批判』(増山浩人)

〈5面〉
▽岩本憲児著『黒澤明の映画 喧々囂々』(高鳥 都)
▽中村忠夫著『西脇順三郎の風土』(九螺ささら)
▽田中純著『デヴィッド・ボウイ』(大宮勘一郎)

〈6面〉
▽暮沢剛巳著『拡張するキュレーション』(粟田大輔)
▽長澤唯史著『70年代ロックとアメリカの風景』(白石純太郎)
▽ミシェル・カルモナ著『マリ・ド・メディシス』(藤林道夫)

【最新号のご案内】
巻頭特集は
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対談=湯浅誠×藤原辰史
<緩やかな縁、豊かな無縁>
『むすびえのこども食堂白書』(本の種出版)『縁食論』(ミシマ社)をめぐって

【本紙イントロより】
 コロナ禍で失業や貧困、自殺などの問題が切実さを増す中、インフラのように欠くことができない存在となりつつある、こども食堂の存在にますます注目が集まっている。こども食堂や社会運動をめぐって、『むすびえのこども食堂白書 地域インフラとしての定着をめざして』(全国こども食堂支援センター・むすびえ著、本の種出版)の編者である、社会活動家の湯浅誠氏と、『縁食論 孤食と共食のあいだ』(ミシマ社)の著者で、農業史・食の思想史を専門とする研究者の藤原辰史氏に、対談をお願いした。(編集部)

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 数年前からこども食堂というフレーズも盛んに耳にするようになり、そして現在のコロナ禍のなかで、今までとは違った側面においても求められるようになってきていますが、冒頭、社会活動家の湯浅誠さんがいかにこども食堂との関わりを持つようになった経緯などが語られます。
 こども食堂というと学校給食に近いものを連想される方も多いのではないでしょうか。20世紀以降の食事政策についての研究も行っている藤原辰史さんとのこども食堂と給食をめぐる議論も読みどころの1つであり、同時にこども食堂への理解も深まります。
 貧困問題を議論する際、新古典派的な市場批判が交わされることが常で、今回も類似の議論に及びますが、面白いのはこども食堂をより広域に拡大させるために、営利企業と手を組むことを否定しないという湯浅さんの姿勢が語られる部分です。社会活動家として理想を実現するためにあらゆる方法を試していく、理想と現実の間で試行錯誤を繰り返している現状を語った本特集は、従来の貧困を扱った特集とは趣を画す対談ともいえますので、ぜひご一読いただきたい特集です。

※左記リンク( https://dokushojin.com/reading.html?id=8047 )で対談の冒頭パートを公開中!
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【関連バックナンバー】
2020年2月7日号
シリーズ貧困=事例から学ぶ、地方都市の女性と子どもの貧困
坂爪真吾*雨宮処凛トークイベント載録
<「見えない貧困」 「最前線」で「最善戦」する女たち>
『性風俗シングルマザー 地方都市における女性と子どもの貧困』(集英社新書)
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 去年2月掲載の特集なのでまだコロナによる影響が出る前の貧困問題が語られますので、この特集で扱われた貧困問題はさらに悪化していると見るべきでしょう。1年後、ガラッと変わった社会の今だからこそ、一層読む価値のある特集です。
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