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読書人2/5号発売です!

山本芳久インタビュー
<トマスをともに読み、感情と世界を捉え直す>
『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義』(新潮社)刊行を機に(1)(2)

『黒田寛一著作集』全四〇巻(KK書房) 刊行開始(10)

【今週の読物】
▽三人論潮・2月(佐藤零郎)(3)
▽文芸・2月(川口好美)(5)
◇連載=「「小津派」、「溝口派」」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉ブレイディみかこ著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(福留舞)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
◇連載=American Picture Book Review㊼(堂本かおる)(7)

【今週の書評】
 〈3面〉
金川英雄著『感染症と隔離の社会史』(成田龍一)
▽アフメト・ダウトオウル著『文明の交差点の地政学』(今井宏平)

 〈4面〉
▽佐藤健二著『真木悠介の誕生』(片上平二郎)
▽寺崎仁監修『医療白書2020年度』(増田ユリヤ)
▽春日孝之著『黒魔術がひそむ国』(板坂真季)
▽ピエール・ビルンボーム著『共和国と豚』(寺田寅彦)

 〈5面〉
▽若林良・吉田悠樹彦・金子遊編『ジョナス・メカス論集』(タカザワケンジ)
▽宮崎智之著『平熱のまま、この世界に熱狂したい』(末井 昭)

 〈6面〉
▽シムラン・ジート・シング文/バルジンダー・カウル絵『100歳ランナーの物語』(歌代幸子)
▽正津勉著『つげ義春』(北條一浩)
▽古谷嘉章著『人類学的観察のすすめ』(橋爪太作)
▽角田光代著『銀の夜』(三宅香帆)

巻頭特集は
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山本芳久インタビュー
<トマスをともに読み、感情と世界を捉え直す>
『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義』(新潮社)刊行を機に

【本紙イントロより】
 東京大学教授で哲学を専門とする山本芳久氏が、『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義』(新潮選書)を上梓した。本書は、「人間の感情」についてのトマス・アクィナスの言葉の引用に基づいて、「哲学者」と「学生」が対話する形式で進んでいく。「愛」や「憎しみ」、「希望」や「絶望」、「喜び」や「悲しみ」といった感情を区別するトマスの理論の手ほどきを受けることで、日々の出来事に対する心の動きを理解し、肯定的な生のあり方に向かっていく手がかりを得られる、触発的な一冊である。本書の刊行を機に、著者の山本氏にお話を伺った。(編集部)
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 トマス・アクィナスの特集ということなので、本紙が刷り上がる前までは専門用語多めの門外漢では読むのに時間を要する記事になるかと想像していたのですが、出来上がった紙面はトマス・アクィナスを通して哲学をどう考えるか、哲学書をどう読めばいいのか、といった入門的な話がふんだんに盛り込まれていてトマス・アクィナスを知らない人でもサクサク読める記事です。今回のインタビューを読み進めるとテーマ本の『世界は善に満ちている トマス・アクィナス哲学講義』もかなり読みやすい内容なのではないかと推察できます。
 本稿では山本芳久さんが哲学書を読むことの意義を語った一節を引用します。
「たった一つの言葉との出会いを得ることができるだけでも、長い時間をかけて哲学書を読む意味があると思います。」
 哲学を学ぶ、あるいはトマス・アクィナスを知る上でも指針となる言葉が多く語られたインタビューをぜひお楽しみください。
※こちらリンク( https://dokushojin.com/reading.html?id=7960)から対談の冒頭パートを読むことができます
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<一番新しいアリストテレス>
『新版 アリストテレス全集』全20巻・別巻1(岩波書店)刊行を機に
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トマス・アクィナスを論じる上でアリストテレスはどうしても外せない名前でしょう。一大出版事業である本全集刊行を機に編者の3氏がどんなことを語り合ったのか、今日の哲学研究に繋がる特集です。
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