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読書人1/8号発売です!

内田洋子インタビュー
<コロナ禍の祈り、一冊の本が誘う旅>
『デカメロン2020』(方丈社)刊行を機に

【今週の読物】
◇連載=「ヌーヴェルヴァーグの人びと」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉有川浩著『アンマーとぼくら』(中井香帆奈)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(10)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(10)
◇連載=American Picture Book Review㊻(堂本かおる)(10)

【今週の書評】
 〈4面〉
▽斎藤光著『幻の「カフェー」時代』(塚原史)
▽ジョージ・マカーリ著『心の革命』(福本修)

 〈5面〉
▽鳥居哲男著『わが花田清輝 上・下』(白石純太郎)
▽永吉雅夫著『「戦時昭和」の作家たち』(若松伸哉)
▽徐嘉澤著『次の夜明けに』(渡邊英理)

 〈6面〉
▽新藤透著『戦国の図書館』(藤實久美子)
▽米本浩二著『魂の邂逅』(野田研一)
▽河野哲也編『ゼロからはじめる哲学対話』(三浦隆宏)

 〈7面〉
▽田中徳一著『剣劇王 筒井徳二郎』(児玉竜一)
▽松村秀一・服部岑生編『和室学』(大竹由夏)
▽年報・死刑廃止編集委員会編『コロナ禍のなかの死刑』(新倉修)
▽宇田亮一著『吉本隆明『マス・イメージ論』を読む』(先崎彰容)

内田洋子インタビュー
<コロナ禍の祈り、一冊の本が誘う旅>
『デカメロン2020』(方丈社)刊行を機に

【本紙イントロより】
『ジーノの家』から『サルデーニャの蜜蜂』まで、イタリアを内側から描いたエッセイが人気の、ジャーナリストの内田洋子さん。このたび内田さん企画・翻訳の『デカメロン2020』が方丈社から刊行された。著者はイタリアの二十四人の若者たち。コロナ禍の最初のロックダウンの折に、内田さんがイタリア各地の若者に呼びかけ、毎日届くメッセージを邦訳しては、ウェブ連載として日本の読者に届け続け、このたび美しい本に仕立てられた。ニュースに載らない小さな声、イタリア各地の日常と非日常、若者のみずみずしい感性が、ギッシリ詰まった一冊である。刊行を機に、内田さんにその経緯やイタリアと日本の違い、こだわりの本づくりについてなど、お話を伺った。(編集部)
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 2021年を迎えましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか。新年早々から再び緊急事態宣言発令の報道も出て、新型コロナとの長い戦いを予見させています。
新春最初の特集のテーマも新型コロナです。昨年の第一波流行時のイタリアの現地の声を伝えてくれる内田洋子さん企画・翻訳の『デカメロン2020』を取り上げました。
 実は昨年5月の「#こういうときこそ本を読もう 36人へのアンケート」企画で内田さんに寄稿依頼を断られてしまいましたが、理由が「デカメロン2020」のWEB連載に集中しているから、ということでした。感染流行渦中のイタリアの若者たちの声を丹念に集めていた最中だったことが今回のインタビューから改めて伝わってきます。それだけ力をこめて集めた現地の声は必読です。
 また造本のこだわりも生半可ではありません。使用する紙の種類もバリエーションがあり本をめくる楽しみを味あわせてくれる作りになっているようなので、ぜひ本インタビューをお楽しみいただいたあとに書店で『デカメロン2020』を手にとってみてはいかがでしょうか。
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【関連記事情報】
2020年7月3日号
相澤伸依×渡辺惟央 対談
<敗北しながら反抗を続ける人々の物語>
『ペスト』再読とフーコーの思想
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 世界最初の疫病文学であるボッカチオ『デカメロン』と疫病文学として最も読まれたカフカ『ペスト』。昨年の文学研究の場ですでになされている対比ですが、読書人でも最新号と本バックナンバーで実現しました。ともに報道だけでは見えてこない欧州の感染流行の実情を伝えてくれます。
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