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読書人10/30号発売です!

黒澤いづみインタビュー
<罪を背負って「生きる」こと>
『私の中にいる』(講談社)刊行を機に(1)(2)

対談=光田憲雄×西条昇
<日本のあらゆる芸能の原点にある「大道芸」を網羅>
光田憲雄著『日本大道芸事典』(岩田書院)刊行を機に(8)

【今週の読物】
◇連載=「シネマテークの変貌」(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉村上春樹著『カンガルー日和』(立原愛里彩)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)
◇短期連載・没後50年大宅壮一をよむ②(阪本博志)(7)

【今週の書評】
 〈3面〉
▽熊谷晋一郎著『当事者研究』(原田大介)
▽立石洋子著『スターリン時代の記憶』(渋谷謙次郎)
▽羽根次郎著『物的中国論』(関 智英)

 〈4面〉
▽金井真紀著『マル農のひと』(土屋 敦)
▽南陀楼綾繁・書物蔵・鈴木潤・林哲夫・正木香子著『本のリストの本』(長谷川一)
▽ミナ ペルホネン/皆川明著『つづく で起こったこと』(浦島茂世)

 〈5面〉
▽ベルンハルト・ケラーマン著『トンネル』(海老原豊)
▽イーヴリン・ウォー著『つわものども』(佐藤亜紀)
▽新城貞夫著『新城貞夫全歌集』(山口 泉)

 〈6面〉
▽永田靖編『漂流の演劇』(本橋哲也)
▽アルフレッド・S・ポザマンティエ/ロベルト・ゲレトシュレーガー著『円をめぐる冒険』(伊藤洋司)
▽大治朋子著『歪んだ正義』(金 惠京)

【最新号のご案内】
巻頭特集は
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黒澤いづみインタビュー
<罪を背負って「生きる」こと>
『私の中にいる』(講談社)刊行を機に

【本紙イントロより】
 作家の黒澤いづみさんが、二作目となる長編小説『私の中にいる』(講談社)を上梓した。
 虐待から逃れるため、実の母親を殺してしまった羽山萌果。事件以降、彼女は人が変わったような言動をとり始める。原因は解離性同一性障害なのか? 刊行を機に、黒澤さんにお話を伺った。(編集部)
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「全体的に重たい話なので、なかなか筆は進みませんでした。書いても書いても、物語の答えに辿りつかず……」
 インタビュー中に黒澤いづみさんが吐露した『私の中にいる』という作品執筆にあたっての回想です。本特集で黒澤さんは物語のあらまし、主人公・羽山萌果、萌果を取り巻く登場人物たちを淡々と語っていきます。黒澤さんの口から語られる萌果の日々は、まるで光の見えない底なし沼にはまり込んでいくようでもあり、本特集は物語の主人公に課せられた罪と罰を読者に追体験させる1万字超の文章が収録されています。
 萌果の物語はどんな結末を迎えるのか、作者の言葉の中に散りばめられたヒントのようなものもうかがえる今回のインタビューは、本書を読む前にぜひとも一読をおすすめしたいのと同時に、黒澤さんの今後の活躍も期待したくなる内容です。
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【関連記事情報】
2016年9月9日号
対談=石井光太×歌代幸子
<分からなさに向き合うことから>
『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』(新潮社)刊行を機に
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 小説つながりではありませんが、黒澤さんの物語の背景にある児童虐待のノンフィクション対談です。現実に起きた事件の真相に迫る石井光太さん、事件の内側にある人間模様を考察する歌代幸子さんのやりとりは、『私の中にいる』の世界を紐解く上で鍵になるトピックです。
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【新刊書籍のお知らせ】
 新刊『柄谷行人 発言集・対話篇』は11月12日発売!

 発売日が近づいてきましたが、来週いろいろと動きがあるのでメルマガ読者にご案内します。
 11月1日(日)朝日新聞、2日(月)毎日新聞、3日(火)東京新聞と1日おきで1面に広告が掲載されます。どんな広告か、ぜひチェックしてみてください。
 11月5日(木)には柄谷行人さんが来社し事前予約分のサインをしていただくことが決定しました。サイン中の模様や、サイン入りの見本写真などはSNSで公開予定ですので、こちらもぜひご期待ください!
 読書人オンラインショップ事前購入+数量限定の著者直筆のサイン本はおかげさまで好評につき予定準備冊数を若干追加しました。通常なら書店イベントなどでしか手に入らない柄谷さんの貴重なサイン本は発売日近辺になると申込みが増えることが見込まれますので、購入ご希望の方はぜひお早めにお申し込みください!