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読書人6月19日号は、ワン・ビン監督作品『死霊魂』を特集!

土屋昌明×鈴木一誌×金子遊 トークイベント載録
<観るものに問う映像―記憶、闇>
ワン・ビン監督作品『死霊魂』公開/『ドキュメンタリー作家 王兵』刊行を機に

 『鉄西区』『鳳鳴 中国の記憶』につづき、山形国際ドキュメンタリー映画祭三度目の大賞を受賞した、ワン・ビン監督作品『死霊魂』が八月一日より公開となる。八時間二六分(三部上映)の超大作が描くのは、『鳳鳴』『無言歌』と同じく、一九五〇年代の中国史の闇〈反右派闘争〉。〈百家争鳴〉キャンペーンで自由にモノを言ったがために〈右派〉とされ、送られた収容所は飢餓地獄だった――。
 コロナウイルスの影響で上映延期となる直前の三月二十一日、アテネフランセ文化センターで、専修大学教授の土屋昌明氏とブックデザイナーの鈴木一誌氏、映像作家・批評家の金子遊氏が、映画公開と『ドキュメンタリー作家 王兵 現代中国の叛史』(土屋昌明・鈴木一誌編著)刊行を記念し、行ったトークイベントを載録する。   (編集部)

【今週の読物】
◇新天理図書館善本叢書「連歌俳諧」全六巻刊行(八木書店)  8面
▽著者インタビュー=東京幻想著『東京幻想作品集』(6)
◇連載=『パリのアパルトマンの映画』(ジャン・ドゥーシェ氏に聞く)(聞き手=久保宏樹)(5)
◇連載=〈書評キャンパス〉本橋哲也著『深読みミュージカル 新装版』(鈴木隼)(5)
◇連載=日常の向こう側 ぼくの内側(横尾忠則)(7)
◇連載=中平卓馬をめぐる50年目の日記(柳本尚規)(7)

【今週の書評】
 〈3面〉
▽大木毅著『戦車将軍グデーリアン』(清水多吉)
▽松田智裕著『弁証法、戦争、解読』(廣瀬浩司)
▽大熊玄著『善とは何か』黒崎宏編『「西田哲学」演習」(浅見 洋)
 〈4面〉
▽保坂渉著『ひきこもりのライフストーリー』
 (関水徹平)
▽東谷護編著『ポピュラー音楽再考』(毛利嘉孝)
▽森良和著『三浦按針』(川成 洋)
 〈5面〉
▽田中慎弥著『地に這うものの記録』(田中和生)
▽大田美和著『世界の果てまでも』(福間健二)
▽清眞人著『高橋和巳論』(岡本勝人)
 〈6面〉
▽佐久間香子著『ボルネオ 森と人の関係誌』 (上妻世海)
▽大山エンリコイサム著『ストリートの美術』 (粟田大輔)