見ることからすべてがはじまる  アンリ・カルティエ=ブレッソンインタビュー/会話(1951-1998)
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見ることからすべてがはじまる  アンリ・カルティエ=ブレッソンインタビュー/会話(1951-1998)

¥3,740 税込

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「カルティエ=ブレッソンの写真は、何というお宝なんだろう。……少しのあいだだけでもその作品に向き合えるのは特権だ。今なら、カルティエ=ブレッソンについて前よりもよくわかっているのだろうか。何が特別だったのか。そのまなざし、そのフレームだったのか。世界をみる見方だったのだろうか。それを学ぶことはできるのだろうか」――ヴィム・ヴェンダース〔映画監督〕    2014年2月から6月まで、展覧会『Henri Cartier-Bresson』が、パリのポンピドゥセンターにより企画展示され、マドリッド、ローマ、メキシコと各地を巡回展示した。本書は、その展覧会の際にポンピドゥセンターの写真部門キュレーター(当時)のクレマン・シェルーとキュレーター補佐のジュリー・ジョーンズによって編著された『 « Voir est un tout » : Entretiens et conversations (1951-1998)』(ed. Centre Pompidou)が元となっている。また英語版が、ニューヨークのアパチャー財団から『Henri Cartier-Bresson : Interviews and Conversations (1951-1998)』(ed. aperture)として出版されている。  1951年から1998年にかけて実現された12の会話とインタビューを収録。多くの場合、カルティエ=ブレッソンのインタビューは一度雑誌に掲載されて以降、再び表に出ることはことなかった。それらのインタビューから立ち現れてくるのは、世界の状態について解説し、自らの辿ってきた道筋を振り返りながら、写真について人々の心を捉えながら情熱的に語る、ひとりの人間としてのカルティエ=ブレッソンの姿である。半世紀近くにわたるインタビューを年代順に配置することにより、彼自身の言葉が、写真家の考え方の進展をも明らかにする。そこからは伝説の中に押し込められた姿ではなく、それとは正反対に生き生きとしたカルティエ=ブレッソンの姿が浮かび上がってくる。  幼いころの記憶から、画家を目指し、その後写真家に。第二次大戦時の捕虜体験と幾度もの脱走……。マグナム・フォトを設立前後の話、盟友キャパとの関係と、その死について語る。(表紙写真=Henri Cartier-Bresson, 1935, by George Hoyningen-Huene © George Hoyningen-Huene Estate Archives Digital Image © 2021, The Museum of Modern Art, New York/Scala, Florence) ==================== 【目次】 ■彼自身の言葉によるアンリ・カルティエ=ブレッソン ■ひとりの報道写真家 ■写真というものは、とても難しい ■会話 ■生命を捉える ■あなたから湧き出るもの ■幾何学者でないものは立ち入ってはならない ■肝心なのは、眼差しである ■撮影することの得難い喜び ■絶え間ない遊戯 ■撮影に価値はない、見ることがすべてだ! ■人々はいつも話しすぎる ■プルーストの質問表 ■アンリ・カルティエ=ブレッソンのインタビューの一部目録 訳者あとがき アンリ・カルティエ=ブレッソン略年譜 ==================== アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908-2004) フランスの報道写真家。イギリスのジョージ6世の戴冠式,スペイン内乱等の取材で注目を受けた。第二次大戦後キャパらと〈マグナム・フォトMagnum Photos〉を設立。《決定的瞬間:The decisive moment, 1952》は独自の写真美学理論による作品集。20世紀の写真に大きな影響を与え、小型カメラの名手と呼ばれた。 ==================== 四六判・242ページ 出 版 社:読書人 ISBN13:978-4-924671-49-2 ====================