浅利誠著『ジャック・デリダとの交歓 パリの思索』(E.H.E.S.C 知の新書005)
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浅利誠著『ジャック・デリダとの交歓 パリの思索』(E.H.E.S.C 知の新書005)

¥1,430 税込

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デリダとの17年間の交通! 一九八六年からデリダのセミナーに出続け、直接にデリダと対話した著者のパリからの交歓録、その哲学言述。 デリダをブルトンとベンヤミンから照らし出しつつ、ハイデガー問題など、パリで蠢く様々な論者たちの模様を描きながら、デリダの横断的・越境的思考を領有する著者の格闘の奇跡が、デリダ思考そのものと並走するダイナミックな交通史。普遍的に思考するデリダのスタイルに啓発され刺激を受け続けながら、同時にデリダの限界をも感知しながら、新たな思考の地平を、フランス語と日本語との間で開いていく著者の原点は、現代思想の根元を見直すものとして作用している。パリで暮らし生きつづける著者の渾身の思索。 * * * デリダのセミネールを通して、普遍的に思考するデリダのスタイルに啓発された著者は、「問いを立て、その問いを限界まで問い詰めること」をデリダ自身へも向けながら、真の意味での横断的・超国境的視点を求め、デリダから尽きることなき刺激を受け続け、「コプラを持つ言語とコプラを持たない言語におけるコプラとは何か?」なるハイデガーもデリダも回答を与えることができなかった一級の哲学的問いへと突き進む。 ==================== ■目次 序 第1章 出会いから最初の発表まで 第2章 ハイデガー問題 第3章 動じないこと機械のごときデリダが揺れるとき     第4章 ベンヤミン 第5章 「転回」時におけるベンヤミンへの破格の思い入れ デリダのセミネール 1984―2003 ==================== 浅利 誠(あさり まこと) 1948 年生まれ。文筆家。元ボルドー・モンテーニュ大学言語・文化学部名誉教授。 早稲田大学哲学科修士課程修了。新ソルボンヌ大学フランス文学科博士課程修了。(仏)国立東洋言語・文化研究院日本学科講師・准教授(1984- 22008 年)。ボルドー・モンテーニュ大学言語・文化学部教授(2008-2014 年)。パリ在住。 シュルレアリスムをベースにした年二回刊行の雑誌PLEINE MARGE, Editions Peeters–France (1985-2009) の編集メンバー、寄稿多数。 主要活動は、比較文法論における日本語文法の世界的寄与の可能性を探ること。 ==================== 新書判・192ページ 出 版 社:文化科学高等研究院出版局 ISBN13:978-4-910131-12-2 ====================