山本哲士著『甦えれ 資本経済の力 文化資本と知的資本』(E.H.E.S.C 知の新書001)
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山本哲士著『甦えれ 資本経済の力 文化資本と知的資本』(E.H.E.S.C 知の新書001)

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商品経済では、もう利益が出ない。賃労働では生産性は上がらない。サービスでは生活は満たされない。社会規範統制の自由市場などで、経済は機能しない。 誤った「資本主義(およびその終焉)」認識は、「資本」概念を喪失している。わかりやすい話体で、経済、環境、文化、社会を哲学を含めて、何を自分はなしているか、どう新たに切り開くことかを語る。 * * * 労働者から脱して「資本者capitalian」に! 従順な自己喪失の賃労働ではなく、自分の力である〈資本者〉としてアクションすること。 〈資本〉は悪ではない。自分の力能である。文化の力である。 資本主義なる実体はない。あるのは「商品〈社会〉経済」と「資本経済」である。マネジメントは経済、政治、文化、教育に関わる。大転換する現実そのものを認識できない大学知・近代知を脱して、商品・サービス経済の根源で作用している〈資本経済〉を甦えらせるべく、多様な「資本」概念空間を自己技術にすること。 日本の高度な文化資本を活用して、場所環境の生活市場を拓き、知識に対する知的資本をホスピタリティ関係技術とともに働かせて、過剰消費社会の欲望を「生存の享楽」へと切り換える深い洞察への入り口と指針。 日本の文化地盤は主語のない「述語制」の普遍世界である! ==================== 新書判・208ページ 出 版 社:文化科学高等研究院出版局 ISBN13:978-4-910131-05-4 ==================== ■目次 新たな〈資本経済〉と場所:知的資本としての概念経済 1 〈資本〉とは何か 2 「産業〈社会〉経済」の観点から商品の現経済を考えなおす 3 資本経済のための知的資本 4 資本経済と日本の文化資本 5 消費社会、物質文化、そして市場の本源 6 資本経済とマネジメント論 山本哲士(著/文) 1948 年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科、博士課程修了。教育学博士。政治社会学、ホスピタリティ環境設計学。 元信州大学教授、元東京芸術大学客員教授。企業環境、環境倫理・環境哲学など、社会環境、文化環境から〈場所‐ 地球〉の経済/政治を近代学問体系を超えて総合的に設計・構築する超領域的研究。企業との協働プロジェクトをいくつも研究生産開発している。 1975 年、イバン・イリイチが主宰したメキシコのCIDOC へ遊学。1986 年より『季刊iichiko』編集・研究ディレクター。1988 年「文化科学高等研究院EHESC」を設立、2001 年「スイス・ジュネーブ国際学術財団F・EHESC」として登記、ジェネラル・ディレクターをつとめ、現在にいたる。 2013 年「japan Hospitality Academy」を設立。2016 年に、web intelligence university の動画配信知的システムを、2017 年、文化資本学会を創設し、2019 年「一般財団法人・日本国際高等学術会議」を設立、理事長。世界の第一線の学者たちと交通し、新たな学問体系を哲学地盤から構築。 著書・編著は50 書以上、編集雑誌は150 冊以上に及ぶ。『文化資本論』(新曜社)、『新版・ホスピタリティ原論』『哲学の政治 政治の哲学』(文化科学高等研究院出版局)。『ピエール・ブルデューの世界』『吉本隆明の思想』(三交社)『ミシェル・フーコーの思考体系』『イバン・イリイチ』(EHESC出版局) で思想家4部作を完成。国家論5 部作、『吉本隆明と共同幻想論』(晶文社)『フーコー国家論』『ブルデュー国家論』『国家と再認・誤認する私の日常』『私を再生産する共同幻想国家・国家資本』(ともにEHESC 出版局)を完成。『哲学する日本』『<もの>の日本心性』『国つ神論』の日本論から、哲学/ 文化論を創出し、『述語制の日本語と日本思想』(EHESC 出版局)の言語論を展開中。近著『聖諦の月あかり』で情緒の初源を語った。