2014年11月7日号(3064)PDF配信版
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▼特集▼ ◇鼎談=北井一夫×代島治彦×北小路隆志 <三里塚の"人間"を撮る>  大津幸四郎・代島治彦共同監督作品『三里塚に生きる』公開を機に ★三里塚。この言葉を聞いただけで、心の中で何かがうごめき出す世代が日本にはいる。成田空港建設が成田市三里塚付近に決定したのは1966年。地元農民を中心に反対同盟が結成され、戦後最大の抵抗運動へと発展した「三里塚闘争」。その闘争を題材に小川紳介監督はドキュメンタリー映画『日本解放戦線・三里塚の夏』(1968年)を製作公開。その際カメラマンを務めた大津幸四郎氏が約50年の時を経て、再び三里塚にレンズを向けた作品が『三里塚に生きる』である。今なお反対運動を続ける農民たち、元反対同盟のメンバーの現在を写す。映画公開を機に、共同監督を務めた代島治彦氏、1971年に写真集『三里塚』を刊行し、映画にインタビュアーとして参加した北井一夫氏、映画評論家の北小路隆志氏に鼎談をお願いした。また北小路氏には映画評もお願いした。 ※おおつ・こうしろう氏=映画監督・カメラマン。小川紳介監督「圧殺の森」他、土本典昭監督「水俣」他で撮影を担当。監督作品に「大野一雄 ひとりごとのように」、著書に「撮影術」など。1934年生。 ※だいしま・はるひこ氏=映像作家・プロデューサー。映画「パイナップル・ツアーズ」他をプロデュース。監督作品に「まなざしの旅」他。1958年生。 ※きたい・かずお氏=写真家。写真家に「抵抗」「三里塚」「村へ」「ライカで散歩」他。1944年生。   ※きたこうじ・たかし氏=映画評論家・京都造形芸術大学准教授。著書に「王家衛的恋愛」他。1962年生。 =========================================================== ▼▼映画『三里塚に生きる』▼▼ 【公開期間】11月22日(土)〜12月19日(金) 【公開場所】渋谷 ユーロスペース 【上映時間】12:20/15:10/18:15 【特別鑑賞券】1500(税込)絶賛発売中!(当日料金=\1800(税込)のところ)劇場窓口、都内プレイガイドにて  ★若者特割 平成生まれは当日\1000(税込)!(平成生まれを証明する身分証をご提示ください)  ★初日各回先着20名様に三里塚・小泉循環農場の里芋プレゼント! 今後も、大阪・第七藝術劇場、愛知・名古屋シネマテーク、横浜シネマ・ジャック&ベティ、京都シネマ、神戸アートビレッジセンター(全館公開日未定)にて全国順次公開予定! ■トークショー・ゲスト予定(トークショーはすべて「15:10の回」の上映後)■ 11/22(土) 小泉英政さん(三里塚農民)、北井一夫さん(写真家) 11/23(日) 大友良英さん(ミュージシャン/『三里塚に生きる』音楽担当) 11/24(月) 開沼博さん(社会学者) 11/29(土) 枝元なほみさん(料理家) 11/30(日) 鎌田慧さん(ノンフィクション作家) 12/2(火)   三上智恵さん(映画監督) 12/6(土)   上野昂志さん(映画評論家) 12/7(日)   石井光太さん(ノンフィクション作家) =========================================================== ▼今週の読物▼ ■1面◆連載=写真家の記憶の抽斗<第25回>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家) <自力更生>1973 シリーズ「いつか見た風景」  ■3面◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<第165回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家) ◎赤瀬川さんの死は隣りの客が瞬間移動した感じ、「棺桶に一緒に入ってよ!」と大前先生、タマからの恋文、寂聴さんが憂鬱病? ◆連載=『週刊コウロン』波乱短命顛末記<第69回>/水口義朗(みずぐち・よしろう氏=文芸評論家) ◎60年水原巨人軍監督カメラマン殴打事件 〝水原魔術〟に破れ謹慎中にだまし取材敢行 ◆連載=映画時評<11月>/伊藤洋司(いとう・ようじ氏=中央大学教授・フランス文学専攻) ◎人間存在に肉薄するカメラ 複雑な時制の物語を生む編集  <大津幸四郎・代島治彦「三里塚に生きる」> ◆連載=漢字点心<第109回>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター) 「夝」※音読みでセイ ◆連載=本の国へようこそ <第53回たのしい幼年童話>/選書:ナルニア国店長 川辺陽子氏・菅原幸子氏 ★絵本から物語の世界へようこそ!ここに紹介した本は、小学校に入る前でも大人が読んであげれば十分に楽しめる作品ばかりです。たまにはテレビを消して、親子一緒に物語を楽しんでみませんか。どれも短いお話ながら、子どもがきちんと納得できる幸せな結末が待っています。 ◎作・絵:ジョーン・G・ロビンソン、約:小宮由『テディ・ロビンソンとサンタクロース』(岩波書店) ◎作:バーリント・アーグネシュ、絵:ブローディ・ベラ『こぶたのレーズン』(偕成社) ◎作・絵:たかどのほうこ『ゆきだるまのるんとぷん』(偕成社) ◎作:中川李枝子、絵:山脇百合子『たんたのたんけん』(学研) ◎作:M・W・シャーマット、絵:M.シマント、訳:神宮輝夫『いそがしいクリスマス』(大日本図書) ◎作:ねぎしたかこ、絵:にしかわおさむ『こねこのレイコは一年生』(のら書店) ◎作:ジョイス L・ブリスリー、絵:菊池恭子、約:上條由美子『ミリー・モリー・マンデーとともだち』(福音館書店) ■4面◆論調<11月>/中島一夫(なかじま・かずお氏=批評家) ◎ネオリベ化する大学 「世界システム」として再編成される ◆スポットライト= ◎著:那須耕介『多様性に立つ憲法へ』(編集グループSURE) ■5面◆文芸<11月>/町口哲生(まちぐち・てつお氏=評論家・哲学専攻) ◎金子薫の文句なしの受賞作 現代詩人四元康祐による中短篇二作が秀逸 ◆新刊= ◎著:東直子『いつか来た道』(PHP研究所) ■7面◆特集=『絶対に解けない受験世界史』を刊行した稲田義智氏・ハマザキカク氏に聞く ★若者の将来を左右すると言っても過言ではない大学入試。その重大な試験において、悪問や出題ミスが毎年生まれていることはあまり知られていない。社会評論社より刊行された『絶対に解けない受験世界史』には、主に早慶上智大学の入試問題を俎上に載せて、悪問・難問・奇問・出題ミスと判断すべき問題について解説した一冊である。著者の稲田義智氏は受験世界史研究家であり、長年大学受験産業に携わってきた。こうした問題がなぜ生じるのか。出題者側は何を考え試験問題を作成しているのか。稲田氏にお話を伺った。この本の編集を務めたハマザキカクさんにも話に加わってもらった。 ■8面◆連載=元気に、出版。出版、元気に。/森彰英(もり・あきひで氏=フリーライター) ◎変わりがない原稿執筆スタイル 芥川賞から3年半あまり、西村賢太、一私小説下記に徹する(上) ◆連載=活字シアター<第557回> ◎困難と闘い名著大著を刊行してきた冨山房の巻<第76回> ◆受賞= ◎第51回文藝賞 贈呈式開催 【受賞作】 李龍徳『死にたくなったら電話して』 (イヨンドク氏=1976年、埼玉県川口市生まれ。37歳。在日韓国人三世。早稲田大学第一文学部卒業。現在、無職。大阪府在住。) 金子薫『アルタッドに捧ぐ』 (かねこ・かおる氏=1990年、神奈川県横浜市生まれ。24歳。慶應義塾大学文学部仏文学専攻卒業。現在、慶應義塾大学大学院文学研究科仏文学専攻に在籍。神奈川県在住。) ◆新連載=ともかくスケッチ<第1回>/文・絵 長友啓典(ながとも・けいすけ氏=アートディレクター) ◎不思議な縁に結ばれて ▼今週の書評▼ ■4面<学術 思想>◆著:マックス・ホルクハイマー『初期哲学論集』(こぶし書房) 評:初見基(はつみ・もとい氏=日本大学教員・ドイツ文学専攻) ◆著:レス・バック、解説:小笠原博毅『耳を傾ける技術』(せりか書房) 評:川端浩平(かわばた・こうへい氏=福島大学准教授・社会学、カルチュラル・スタディーズ専攻) ■5面<文学 芸術>◆著:矢野智司『大人が子どもにおくりとどける 40の物語 自己形成のためのレッスン』(ミネルヴァ書房) 評:中村邦生(なかむら・くにお氏=作家、大東文化大学教授) ◆著:ジュリアン・グラック『街道手帖』(未來社) 評:星埜守之(ほしの・もりゆき氏=東京大学教授・フランス文学専攻) ■6面<読物 文化>◆著:松山巖『須賀敦子の方へ』(新潮社) 評:吉村葉子(よしむら・ようこ氏=エッセイスト) ◆著:ジョエル・F・ハリントン『死刑執行人 ―残された日記と、その真相―』(柏書房) 評:嶋内博愛(しまうち・ひろえ氏=武蔵大学准教授・文化人類学、ドイツ民俗学専攻) ◆著:アライ=ヒロユキ『天皇アート論 その美、“天”に通ず』(社会評論社) 評:牧陽一(まき・よういち氏=埼玉大学教授・中国現代文化専攻) ◆著:冨田恵一『ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法』(DU BOOKS) 評:栗原裕一郎(くりはら・ゆういちろう氏=評論家)