2015年2月20日号(3078)PDF配信版
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2015年2月20日号(3078)PDF配信版

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▼特集▼ ◇藤本一勇・西山雄二・宮﨑裕助鼎談 <ポスト・デリダに向けて>  没後10年を経て、新たな研究への道が開かれる ★脱構築、散種、差延、パルマコン、自己免疫といった概念で知られるフランスの哲学者ジャック・デリダ(1930~2004)。昨年はデリダ没後10年の年にあたり、世界各国でシンポジウムが開催された。また講義録や関連資料の整備も進み始め、日本でも続々と翻訳が刊行された。『思想』『現代思想』といった雑誌において特集も相次いで組まれている。没後10年を経て、新たな研究の方向性も模索されはじめた。これからの研究に求められるものは何か。早稲田大学教授・藤本一勇、首都大学東京准教授・西山雄二、新潟大学准教授・宮﨑裕助の三氏に鼎談をしてもらった。4面には『獣と主権者Ⅰ』の書評も掲載する。 <主なコンテンツ> 1:脱構築研究会 2:「生か死か」の問い 3:自己の中にある他者 4:アルジェリアとアメリカ 5:アーカイヴとは何か 6:「デリダ派」?    ※ふじもと・かずいさ氏=早稲田大学教授・哲学・表象・メディア論専攻。著書に「情報のマテリアズム」「外国語学」など。1966年生。     ※にしやま・ゆうじ氏=首都大学東京准教授・フランス思想専攻。著書に「哲学への権利」「異議申し立てとしての文学」など。1971年生。     ※みやざき・ゆうすけ氏=新潟大学准教授・哲学・倫理学専攻。著書に「判断と崇高 カント美学のポリティクス」など。1974年生。 ▼今週の読物▼ ■1面◆連載=写真家の記憶の抽斗<第38回>/北井一夫(きたい・かずお氏=写真家) <秋田行>1974年 シリーズ「村へ」  ■3面◆連載=日常の向こう側 ぼくの内側<第179回>/横尾忠則(よこお・ただのり氏=美術家) ◎完結は創造の死。NY展に未完の連歌式絵画を ◆連載=『週刊コウロン』波乱短命顛末記<第82回>/水口義朗(みずぐち・よしろう氏=文芸評論家) ◎嶋中邸襲撃の小森少年の逮捕 凶行の夜の一方を聞いた作者深沢七郎 ◆連載=漢字点心<第122回>/円満字二郎(えんまんじ・じろう氏=編集者・ライター) 「還」 ◆連載=文学の時<二月>/安倍夜郎(あべ・やろう氏=漫画家) ◎2月20日 多喜二忌 1933年(昭和8年)プロレタリア作家小林多喜二 特高警察に捕えられ、その日のうちに拷問によって虐殺された。菊池署事件。代表作『蟹工船』。 ◆著者から読者へ/小山力也(こやま・りきや氏=古本屋ツーリスト) ◎古本屋150店から見えて来る神保町という町 著:小山力也『古本屋ツアー・イン・神保町』(本の雑誌社) ◆連載=フォト&アート ◎時代を刻んだ貌 著:田沼武能『時代を刻んだ貌―田沼武能写真集』(クレヴィス) ◆文庫日和= ◎著:西加奈子・せきしろ『ダイオウイカは知らないでしょう』(文藝春秋) ◆新刊= ◎著:飯島奈美『深夜食堂の料理帖』(小学館) ■4面◆近刊セレクト= ◎著:大澤真幸『自由という牢獄――責任・公共性・資本主義』(岩波書店) ■7面◆「黒い男」はどこにいるか ―新田進の焼身自殺について/鎌田哲哉(かまだ・てつや氏=批評家) ◆『スラップ』刊行記念イベント開催 クリストス・チョルカス×湊圭史×中村和恵 ◎オーストラリア文学の最前線 多文化・多民族社会を生きる文学 ■8面◆追悼・河野多惠子氏/与那覇恵子(よなは・けいこ氏=東洋英和女学院大学教授・日本近代、現代文学専攻) ◆連載=ともかくスケッチ<第8回>/長友啓典(ながとも・けいすけ氏=アートディレクター) ◎上方歌舞伎の大名跡 ◆『「本」と生きる』講演会 肥田美代子氏語る ★昨年末に刊行されたポプラ新書『「本」と生きる』の刊行記念イベントとして、著者の肥田美代子氏による講演会が、1月28日ポプラ社で開催された。 ◆出版メモ= ◎「ブックスタート」に関する研究レポート NPOブックスタートより刊行 編著:ブックスタート『「ブックスタートがもたらすもの」に関する研究レポート』(ブックスタート) ◆受賞= 【第21回三田文学新人賞】 ◎当選作:該当作なし ◎佳作(小説部門):「あの日、あの時」門倉ミミ ◆ブックサロン= ◎著:石原知慧美『時節到来』(文芸社) ▼今週の書評▼ ■4面<学術 思想>◆著:ジャック・デリダ『獣と主権者I ジャック・デリダ講義録』(白水社) 評:立花史(たちばな・ふひと氏=早稲田大学非常勤講師・フランス文学・思想専攻) ◆編著:山口研一郎『国策と犠牲 -原爆、原発 そして現代医療のゆくえ』(社会評論社) 評:田中智彦(たなか・ともひこ氏=東京医科歯科大学准教授・哲学・応用倫理学専攻) ◆著:山形頼洋『感情の幸福と傷つきやすさ』(萌書房) 評:中村拓也(なかむら・たくや氏=同志社大学助教・哲学専攻) ■5面<文学 芸術>◆著:千葉一幹『宮沢賢治 すべてのさいはひをかけてねがふ』(ミネルヴァ書房) 評:中川成美(なかがわ・しげみ氏=立命館大学教授・日本近現代文学研究専攻) ◆著:米山禎一『武者小路実篤の仲間達―実篤との合奏』(菁柿堂) 評:槇林滉二(まきばやし・こうじ氏=広島大学・尾道市立大学名誉教授・日本近代文学専攻) ◆著:篠田節子『インドクリスタル』(KADOKAWA) 評:西上心太(にしがみ・しんた氏=文芸評論家) ◆著:野上秀雄『歴史の中のエズラ・パウンド』(文沢社) 評:遠藤朋之(えんどう・ともゆき氏=和光大学准教授・英米詩専攻) ◆著:滝口悠生『愛と人生』(講談社) 評:藤原龍一郎(ふじわら・りゅういちろう氏=歌人) ■6面<読物 文化>◆著:深谷敏雄『日本国最後の帰還兵 深谷義治とその家族』(集英社) 評:稲垣真澄(いながき・ますみ氏=評論家) ◆著:青木理『抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心』(講談社) 評:高田昌幸(たかだ・まさゆき氏=高知新聞社会部記者) ◆著:吉本隆明『「反原発」異論』(論創社) 評:先崎彰容(せんざき・あきなか氏=東日本国際大学教授・近代日本思想史) ◆著:ミシェル レリス『オペラティック』(水声社) 評:小沼純一(こぬま・じゅんいち氏=音楽評論家・早稲田大学教授)